リフォーム・リノベーション・新築・不動産の教科書

リフォーム、リノベーション、新築、不動産など住宅業界ならではの「謎」を解説します。不動産兼建築のプロだからわかる「裏側」と「本音」を一般の方になるべく丁寧にわかりやすく説明することで、住宅取得に失敗する方を一人でも救いたいと思っています

中古マンションリノベーションのリビタの評判・クチコミは?リフォームした友人に聞いてみた

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中古の戸建てやマンションを買って、リフォームやリノベーションしようかな〜と考えている方も多いかと思います。様々な業者がありますが、友人がリビタでリノベーションしたので、どうだったか感想を聞いてみました。評判・クチコミを探している方に役立つかと思います。

 

リビタで中古マンションを買ってリノベした友人

 
友人の希望は中古の家を買って、リノベーションして住むということでした。こういう場合、不動産業者探しからしなければならないのですが、リビタではそこから相談に乗ってもらえるそうです。
 
東京都内、中古マンションを条件として、3ヶ月ほど宅建免許を持ったコンサルタントと一緒に探して、ベストな物件が見つかったそうです。
 

なぜリノベーションにしたの?

 
友人に聞いてみました。なぜリノベーションにしたのか?友人によれば、初めは新築も考えていたそうなのですが、高いし、いい立地のものが少ないということでやめたそうです。実際に購入した中古マンションは職場まで電車で15分の好立地だそう。その辺りで新築マンションはほとんど建てられることがないこともあって購入を決めたそうです。
 

中古の家の方が安くて立地もいいのは本当か?

 
新築を買うとなると、余っている土地が必要ですよね。でも、良い立地にはすでに家が建っています。戦後ずっと家を建ててきたわけですから当然。そして今は家が余って空き家が増えています。
 
 
新築を建てるとなると、必然的に不便な立地を選ばざるを得ません。中古なら様々なエリアにありますので、選択肢の幅が広がります。ここが中古の魅力の一つですね。
 

不動産もリノベーションの相談にも乗ってもらえる

 
中古住宅を買うのは不動産屋で、リノベーションはリノべ屋で、というのがこれまで一般的でしたが、どちらも一緒に引き受けてくれるのがリビタですね。わざわざ2社に行かずにすむのがいいですね。効率的です。
 
 
また、建物の費用とリノベ費用を一緒に考えて、予算組みをしてくれるところもいいですね。これが別々だと、不動産屋には高い家を買わされて、リノベーション屋には高いリノベーションを提案されて、とんでもない高い買い物になってしまいますから。
 

住宅ローンも組んでくれる

 
友人から良いと評判だったのは、不動産の価格とリフォームの価格をセットにしてローンを組んでもらえることと言っていました。確かに家は住宅ローン、リフォームはリフォームローンと別々になって割高な金利になることもありますから。不動産もリフォームも一緒に相談に乗っている会社だからこそ、そういう一体ローンができるわけですね。
 
ネットで調べてみると「リノサポ」という名称のフルサポートサービスのようですね。中古住宅探しから、売買の契約と、リノベーション、ローン、と全部対応しますよというサービスのようですが、これは確かに便利かもしれません。
 

リノベ価格は800万円でした

 
プランはカーサブルータスとか建築雑誌のリノベ特集の写真をみながら、相当かっこいいものにこだわったそうです。800万円くらいになったそうなのですが、だいたい700〜1000万円あたりがリノベーション価格相場だということです。家を丸ごと直してしまうわけですから、これくらいの費用はかかりますね。
 
ちなみに、リノベーション会社はぼったくっているのでは?なんて思うかもしれませんが、業界の友人に聞くと、だいたい粗利というものが25%〜30%のようです。見積もりを取ってもどこに利益が乗っているかわかりませんので判別できませんが、だいたいこれくらいの相場だということを覚えておいてもいいかもしれません。
 

中古マンションの価格は3000万円

中古マンションは 3000万円くらいのものを買ったので、リノベーションと合わせると3800万円です。都内の物件です。広さは70平米。築28年。結構リノベにお金をかけているにもかかわらず、新築と比べると2〜3割も安いということです。これはお得ですね。高い新築を買うと住宅ローンを支払うために生きなければならないという、とても不自由な事態が待ち受けているので、注意しましょう。
 

不動産の資格者が担当者

 
営業マン的な存在であるコンサルタントが付いてくれて、その方を窓口に相談していくようです。宅建免許の資格を持っている方なので、不動産のプロです。なので、リノベーションについてはヒアリングはしますが、実際のデザインなどはリビタに協力している設計事務所の建築家が行うという仕組みのようです。
 

リノベーションのデザインは建築家が担う

 
よくあるのは営業担当の人が不動産もリフォームもこなしてしまうというケースなのですが、リビタは建築家を手配してくれるようですね。分業されているということはそれぞれが専門的な知識と経験で対応してくれるので、安心感があるかと思います。
 
 
ただ、その分の人件費がかかりますから、その分は見積もりの中にコストとして乗っかってくるでしょう。設計デザインはなるべく安くしたい、という人には向かないかもしれません。こだわって、かっこいい家にしてほしいという人には最適です。
 

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リノベーションは建築家に頼む必要があるか?

 
住宅業界には意匠系設計事務所という存在があります。これは住宅のデザインをするプロですね。建築家といってもいいかもしれません。こういうところにリノベを頼みに行くと、もちろん設計はしてもらえますが、リビタのように不動産探しまで親身にやってやってくれるかというと、ちょっと疑問です。
 
 
もちろんそういう親切なところや、不動産仲介でも稼ぐというところはあるでしょうが、少数派です。リビタのように不動産の売買仲介が母体にあって、デザインは提携している設計事務所に頼むというスタイルの方が、中古の家を買ってリノベするという希望に合致するかと思います。
 
 

設計料・コンサル料がかかる

 
ウェブを見ていたら、設計料とコンサル料がかかるんですね。リノベーションの設計は無料というところもありますが、リビタは建築家に頼む時は有料ですね。
 
 
コンサルティング料というのは、あまり聞きなれない見積もりですが、建築家との橋渡しをしたりする点がリビタの付加価値になっているので、こういうところのコストだと思います。
 
 

リビタはシェアハウスのリノベが有名

 
ネットにはリビタのニュースが様々出ていますね。特に取り上げられているのは、社宅を買い取ってリノベしてシェアハウスにするというプロジェクトのようですね。こういう大きな物件のリノベはそこまで手がけている会社がありません。リノベに関する技術力は高いのではないでしょうか。
 

中古住宅のリノベーションは増えるでしょう

 
友人も入っていましたが、新築マンションはやっぱり高いと。しかも立地も良くなく、内装もそこまで言い訳じゃない。だからリノベを選んだわけですが、こういう思考はさらに増えていきますよ。ちょっと調べてみれば、リビタ、リノベる、nuリノベーションなどなど、様々な業者の名前が出てきます。新築を検討している人でちょっと高い、あまり魅力を感じないという人は、こういう中古を買ってリノベに対応してくれる会社に頼んでみるのがいいかもしれません。たいがいどの会社でも無料セミナーというものをやっているので、まずはここから参加してみてもいいと思います。

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