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リフォーム・リノベーション・新築・不動産の教科書

リフォーム、リノベーション、新築、不動産など住宅業界ならではの「謎」を解説します。不動産兼建築のプロだからわかる「裏側」と「本音」を一般の方になるべく丁寧にわかりやすく説明することで、住宅取得に失敗する方を一人でも救いたいと思っています

飯田産業の実態は?評判・口コミ・坪単価を決算書を使って徹底的に調べてみた!新築戸建て購入を決める前に知っておくべきこと

業者選び 新築 分譲住宅
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家を買おうとしている方で飯田産業で買おうかなと考えている人も多いかと思います。飯田産業は日本でトップレベルの数の分譲住宅作っている会社ですから、知っていて損はありません。ただネットで評判を検索すると、あまり良い評判は聞こえて来ませんね。実際どうなんでしょうか、決算書で調べてみました。

 

 

飯田産業は飯田グループホールディングスである

 
あまり知られていませんが飯田産業は飯田グループホールディングスの一員です。このグループには一建設、東栄住宅、アーネストワン、タクトホーム、アイディホームといった分譲住宅会社の集合体なのです。ですので、飯田グループについて解説していきますね。
 

広告塔は市川海老蔵さん

 
今話題の人物ですね。生活者にとってはプラスのイメージですから、売り上げにも寄与しているんじゃないでしょうか。
 

なぜ一つのグループに?

 
人口が減っていくので新築はこれからますます減っていきます。ですから生き残りをかけてライバルが一緒になろうと手を組んだわけですね。一緒の方が成功事例失敗事例共有できますから、経営上のメリットが大きいわけです。
 

飯田産業(飯田グループHD)はハウスメーカーじゃないの?

 
ハウスメーカーというのは一般的に積水ハウス、大和ハウス、ミサワホーム、パナホーム、旭化成、住友林業、セキスイハイムなどの注文住宅会社メーカーのことを指します。
 
飯田産業(飯田グループHD)のような分譲住宅を大量に作る会社は業界的にパワービルダーと呼ばれることが多いですね。
 

建売って?

 
建売というのはすでに家を建ててそれを売るというものですね。注文住宅は土地を買ってお客さんと家づくりを進めていくという感じです。
 

飯田グループHDの業績はいいの?

 
決算を見てみますと、売上高は1兆1000億円ほどあるようですね。
 

飯田グループってどれくらいの新築を建てているの?

 
グループの年間で新築戸建分譲を建てた数をまとめてみます
 
飯田産業 6155棟
一建設  9652棟
東栄住宅 3525棟
タクトホーム 3409棟
アーネストワン 10064棟
アイディホーム 3676棟
 
全て合わせると、36481棟!
 
ものすごい数ですね。
 
ちなみに、日本全国の分譲住宅の内、飯田グループが占める割合は28%だそうです。
 

飯田産業(飯田グループHD)の平均販売価格は?

 
価格も載ってます。ちなみに、土地込みだと思われます。
 
飯田産業 3200万円
一建設  2500万円
東栄住宅 3200万円
タクトホーム 2700万円
アーネストワン 2300万円
アイディホーム 2300万円
 
全ての平均は2600万円!
 
こう見てみると、飯田産業は全体として高い部類に入るわけですね。
 

坪単価は?

 
日本の住宅の平均坪数で、先ほどの金額を割ると、坪単価が出ます。ただし、建物だけでなく、土地も込みの価格です。
 
その計算式だと、飯田産業は80万円になりますね。
 
 

飯田産業飯田産業(飯田グループHD)の拠点数は?

 
決算書に拠点数も載ってます。
 
飯田産業 65
一建設  105
東栄住宅 51
タクトホーム 45
アーネストワン 82
アイディホーム 34
 
全部で382箇所!これはすごい数ですね。
 
 

飯田産業の評判・口コミは?

 
 
ネット上を見ると、さまざまな悪評に出会います。注意しなければならないのは、もちろん年間に6000棟以上建てているので、中にはクレームになるものもあるということです。普通の工務店というのは、月に1棟、年間で10棟建てられたら優秀な方です。圧倒的な数を作っているので、そういうクレームになってしまい、悪評を書かれる人もいるということです。
 

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実は飯田産業で満足している人の方が多いのでは

 
飯田産業は、グループ各社を含め、最大の強みは、そのスケールメリットを生かした部材の調達力です。つまり、建物のパターンを決めてしまって、キッチンやバス、壁紙、床、柱などすべての部材のあらかじめ絞ってしまうことで、メーカーから大量に仕入れます。そうなると、メーカーは大量に買ってくれるお得意様価格として、割安で提供してくれるのです。ですから、地域の工務店に比べて圧倒的に安く仕入れられると。そういう意味ではメリットと言えるでしょう。
 

アフターサービスはやや気になるところ

 
決算書にはほとんどリフォームの項目がないんですね。ハウスメーカーの決算とはここが違います。リフォームをやっていないのか、それほど売り上げが大きくないから、決算書に開示されていないのかはわかりませんが、おそらく、ハウスメーカーなどに比べれば建てた後のリフォームやアフターはやや弱いのかもしれません。
 
もちろん、それは割安で新築を供給することが彼らの一番の目的ですから、その分は受け入れるということも重要です。アフターが望むようなものでなくても、自分できちんとメンテナンスすればいいだけですから。むしろハウスメーカーの家を買ったりすると、いろいろリフォームの提案が来てわずらわしいと感じる人もいるかもしれません。
 

リフォームに注意

 
ただここで注意なのですが、どんな家にも建てた後にリフォーム費用がかかることをご注意ください。

 

新築住宅を買うためのポイント

 
もちろん、どんな業者から買うかは大事です。でももっと大事なのは本当に家を買ってお金の面で大丈夫なのかということです。買った後には必ずメンテナンスとリフォームの費用が多くかかりますので、それを不安に思う方は新築はやめたほうがいいです。賃貸か、あるいは中古住宅を買うのもオススメです。

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