パナホームで家を建てようかな、と思っている方も多いとおもいます。大手ハウスメーカーですからね。でも、パナホームってどういう会社なの?と分からない方も多いかと思います。決算書やウェブ上などから、口コミ・評判、価格などを徹底的に調べてみましたので、頼もうかなと思っている方は読んでみてください。
パナホームの売上高ってどれくらい?
まず、気になるパナホームの売上ですが、3530億円です。大手ハウスメーカーと言っていい規模ですね。ただ、注目したいのは、そのうち戸建ての売上は1305億円ということですね。とはいうものの、圧倒的な売上規模!だって、工務店というのは、年商1億円というのもざらですからね。1000倍ですよ、1000倍。パナホームは圧倒的な大手企業、一流ハウスメーカーであるという認識で大丈夫です。
戸建ての注文住宅と分譲を合わせると何棟売っているか?
ファクトブックという資料があるのですが、ここに販売棟数がでています。ちなみに2015年度は、注文住宅が4201棟、分譲住宅が1355棟ですね。圧倒的な数ですね。
パナホームの戸建て住宅の平均価格は?
戸建ての注文住宅の平均価格は3473万円です。すごい価格ですね。ちなみに142平米が平均だそう。
分譲住宅の場合は、2767万円です。
ではパナホームの坪単価はいくらなのか?
気になる坪単価ですが、戸建ての注文住宅の場合は坪80万円です。分譲が75万円。さすが天下のパナソニック。こういう値段ですよ。ハイクラスの方のための家。
パナホームが力を入れるのは「エコ・コルディス」
決算説明資料を見ると、戸建て部門で販売に力を入れているのが「エコ・コルディス」ですね。2013年4月に発売されて以来、2463棟も売れているそうです。「エコ・コルディス」、ちょっと変わった名前ですけど、人気商品と言っていいでしょう。この家は環境性能とデザイン性が特徴ですね。
都市部は「ビューノ」が売れている
土地が狭い都心部は、狭小地対応住宅の「ビューノ」が売れていると出ています。ビューノは多層住宅と呼んでいて、上に高く積み上がっている住宅ということですね。
売りは60年保証と、初期保証?
売りは保証なのかなと思います。まず、60年間の長期保証があるということ。これは50年というハウスメーカーもある中で、さらに長いということです。また、初期保証は構造体が20年、防水が15年だそうです。ハウスメーカーの初期保証って10年が基本で、長くても15年ですよね。つまりどういうことかというと、長い間壊れませんよ、ということです。自身があるんですね。
口コミ・評判を見てみると
ネットでパナホームの評判を見ると、はやり耐久性が高いという声が多いですね。外壁材は汚れがつきにくく、リフォームするまでの期間がだいぶ長いということですね。ただ、その分高い、という声もありますが、まあ、ハウスメーカーでこういう性能の住宅ですから、普通の工務店に比べれば高いのかもしれません。
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リフォーム営業を強化しているようですけど、それをどう考えるか?
決算説明資料の最後の方に、パナソニックリフォームという会社を軸に、リフォーム営業を強化するとあります。これは他のハウスメーカーと一緒で、初期保証が切れる際に、リフォームの営業が来て、塗替えはいかがですか?みたいな提案があるということです。まあ、このブログでもさんざん書いていますが、新築は買ってからもリフォーム費用が結構かかりますからね。それを受け入れた上で新築を買いましょう。
ZEH対応のスマートハウスを売っていきたいようだ
これからの方針として、ZEH対応住宅を売っていくと書いてありますね。これはゼロエネルギーハウスと呼ばれるもので、省エネ住宅の究極型です。つまりエネルギーの使用量がゼロに近い家ですね。ただ、これは絶対高いと思います。
パナホームは賃貸住宅や高齢者住宅も作るすごい会社
戸建て以外にも、賃貸住宅、サービス付き高齢者住宅を建てている会社です。これは技術力がなければできないことです。パナホームは、パナソニックのグループ企業ですが、さすがという感じですね。
総評
ハイクラスの住宅会社です。所得が低い人にとってはちょっと厳しいと思いますね。モノはパナソニックのものづくり精神が込められているので、信頼できると思います。一度見積もりや話を聞きにいってもいいと思います。
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