リノベーションされた賃貸物件に住んでみたいと考えている方は多いかと思います。今回は意外と知られていないリノベーション済みの賃貸住宅のデメリットについて紹介していきます。
まずはリノベーション済み賃貸物件の魅力
デメリットの前にメリットを上げておくと、「内装が一新されていて綺麗」「清潔感がある」「間取りが住みやすいくなっている」「かっこいい」「自慢できる」などがあります。
リノベーション済み賃貸物件といっても様々ありますがおおむね上記のようなメリットが上げられると思います。
ではデメリットとはなんなのでしょうか?
リノベーション済み賃貸物件は家賃が無駄に高いことも
一つ目のデメリットは通常の賃貸物件の比べて割高であることがほとんどです。リノベーションした費用を家賃で回収するために、賃料にプラスオンされているんです。
立地や物件によりますが、1万〜2万円くらいはアップしてるケースが多いです。仮に2万円アップしているとすれば、年間24万円。更新期間である2年間だと48万円です。結構な額ですよね。
リノベ賃貸に住むなら家具・インテリアを買おう
それなら普通の家賃の賃貸に住んで48万円分インテリアや家具を買って部屋をコーディネートした方が、自分好みに部屋をリノベーションっぽくできます。私は水回りが綺麗な賃貸住宅ならリノベーション済み賃貸より自分で家具をコーディネートできる方がいいと思います。絶対に自分らしくなりますし、買ったインテリアや家具は次の家に移った時にも使えますからね。
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かっこよさ・見た目重視で暮らしにくい
リノベーション賃貸で多いデザインパターンは、天井や壁がコンクリートむき出し、床も一部を土間にしたりというプランニングです。二つ目のデメリットは、このような見た目を重視しすぎて、意外と暮らしにくかったりする点です。例えば、コンクリむき出しはかっこいいですが、冬寒く、夏は暑い。土間は下の階に音が響きやすくなりますので、気を使います。
壁が漆喰とか珪藻土なら調湿効果がありますが、コンクリはそういう機能がありません。快適さを求めるなら、断熱材が入っていて(あまりありませんが)、遮音性があり、湿気などをコントロールしてくれる機能のある建材が使われているリノベーション賃貸がおすすめです。
個性的な壁紙のリノベーション賃貸はDIYで代用しよう
3つ目のデメリットは、壁紙の個性にだまされがち、という話です。賃貸のオーナーさんが、リノベーション済み賃貸を作ろうとするときに結構多いのが、ちょっと個性的な柄の壁紙を使うプランなんです。
壁紙が真っ白のビニールクロスじゃなくて、派手な輸入壁紙をアクセントとして使うと、一気にガラッと部屋の雰囲気が変わるので、安上がりなんですよね。しかもこれだけしか工夫してないのに「リノベーション済み賃貸」と宣伝するものも多いです。
もちろん気に入ればメリットですが、たったそれだけで家賃が上がっていたりすると長期的には無駄なお金を払ってます。最近はネットで安くてかっこよいDIY用壁紙が売ってます。自分で好きな壁紙を買ってはった方がお得だし、愛着もわきますので、なんちゃって壁紙リノベーション賃貸にはご注意を。
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