リフォーム・リノベーション・新築・不動産の教科書

リフォーム、リノベーション、新築、不動産など住宅業界ならではの「謎」を解説します。不動産兼建築のプロだからわかる「裏側」と「本音」を一般の方になるべく丁寧にわかりやすく説明することで、住宅取得に失敗する方を一人でも救いたいと思っています

リノベーションする前に家具や収納棚を捨ててほしいたった一つの理由

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リノベーションしたいと思っている方は多いと思いますが、守ってほしいことが一つあります。それが断捨離です。リノベする前に見まずモノを捨てましょう。そしてできるなら家具や収納棚も捨てることですね。なぜ大事なのか解説していきます。

 

 

モノが溢れていているとリノベーションの魅力は半減

 
リノベーションされたい方はおそらくほとんどの方が、美しい空間、気持ちいい快適な空間、自分の好みが反映された空間にしたいといった理想を持っていると思います。
 
リノベーションの事例をみてこんな風にしたいと思ったその写真はモノが少なくスッキリしていることが多いと思います。
 
やはりモノが部屋に溢れている状態では理想の空間に近づけません。できる限りモノを捨てましょう。
 

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満足度が低いリノベーションとは?

 
はっきり言うと業者からすればモノがいっぱいの方のリノベーションはやる気が萎えます。やはりリノベーションで作った空間にたくさんのモノをレイアウトするとどうしても新しい空間と既存のモノの調和がうまくとれず、「ダサい」「ミスマッチ」な感じに仕上がるんです。
 
そういう物件は結局のところお客さんの満足度が低いんですよね。だから業者もやりたくないんです。だからガッツリモノを捨ててくれた方が、ガラッと空間を変えることができます。
 
これは私がよく言うことなのですが、以前使っていたテーブルとイス、大きめの家具が本当にお気に入りでない場合は、思い切って捨ててしまいましょうとご提案しています。
 
はっきり言って、新しくできた床や壁、キッチンなどのテイストに合う家具を新しくコーディネートした方が全体の調和がとれるのはいうまでもありません。
 

リノベーションする際の家具の買い替え予算もローンで組もう

 
だいたい50〜100万円くらい予算として取ってもらい、私の方でコーディネートしてます。家具代も住宅ローンに組み込める金融機関もあるので安心です。
 
間違いなく家具込みのコーディネートの方が満足度は高いです。インテリア全体の調和がとれますからね。
 

家具はオーダーしたほうがコーディネートしやすい

 
私は収納棚も捨ててもらって、造作(オーダー)で収納をつくったりします。こういう提案すると、前から使ってるタンスとかなんとなくIKEAとかでかった食器棚とか、捨てちゃう人は結構多いです。
 
もちろんお気に入りの家具をすでに持っているという方も多いと思います。そして捨てたくないと。ならば必ずリノベーション業者にその家具を写真でもいいんで見せましょう。そして、その家具に合うテイストのリノベーションプランを一緒に検討すべきです。これなら出来上がった空間に持ってきた自分の家具を置いても微妙な感じになりませんからね。

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