リフォーム・リノベーションをする方の多くが、できるだけ安く、コストを抑えて、素敵な部屋にしたいと思われていると思います。今回はリフォームにかかる費用を下げるコツを4つ紹介していきたいと思います。
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リフォーム費用を下げる方法1 グレードを下げること
リフォーム費用を下げる方法の一つは、リフォームに使う設備や建材などのグレードを下げることです。
例えばキッチンなら大抵どのメーカーも、高価格帯、中価格帯、普及価格帯、と3つのグレードがあります。キッチンメーカーで最も有名なクリナップでも、SS、クリンレディ、ラクエラといったように、3グレード用意されています。クリンレディが中価格帯ですが、もうちょっとリフォーム費用を下げて予算内におさめたいなと思った時は、普及価格帯のラクエラに変える。これで下がります。
床のグレードに注意しよう
キッチン、トイレ、バスなどはとてもわかりやすいのですが、実はあまりグレードを意識しないで、リフォーム業者や工務店に言われたままになってしまうのが、床、壁です。
例えば床(フローリング)も憧れの無垢にしたい、という人は多いのですが、実は無垢といっても様々な樹種(木の種類)があります。そして、木の種類によって全然値段が変わります。業者に無垢材でお願いしたいですというと、丁寧な業者はどのような樹種にしますか?と聞いてきますが、中には、それでは一番おすすめなチーク材にしておきますね、とか比較検討させないで提案してくることがあります。
チーク材は無垢の中でも高価な部類です。高級家具によく使われます。ですから高い。この無垢材をパイン材にするだけで、だいぶ下がりますし、さらに杉材などにすればもう少し下がります。無垢といっても様々なグレードがありますので、リフォーム費用を下げたいならばフローリングの材料も気にしてください。
珪藻土か壁紙かでだいぶコストは違う
また、壁についても同じです。最近は珪藻土が人気ですね。でもそれなりのお値段がします。もっとグレードを下げたい時は、例えば自然素材でできた壁紙に変えることでコストダウンすることができます。
このように水まわりの設備に加えて、床や壁に使う材料の見直しもコストダウンにつながるので、業者が指定してきたもの以外にどんなやすい材料があるのか聞いてみましょう。あるいは自分でネットやショールームなどで探してきて、それを指定するというのもおすすめの方法です。
リフォームコストを下げる方法2 相見積もりをする
リフォームの見積もりを頼む際は、1社だけにするのはやめましょう。最低でも2社、理想は3〜4社です。なぜかというと、それぞれの業者によってリフォームの値段が違うからです。
具体的にどう相見積もりをとるのかというと、まずどこでもいいので気になったリフォーム店や工務店に見積もりを取ります。現場調査にきてくれて、おすすめの商品の提案を受けます。そこで気に入った商品を決めて、次回またプランと見積もりを持ってきてもらいます。
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相見積もりのポイントは同じ内容で
それから相見積もりをします。もらった見積もりにのっている商品を確認し、その商品を使った場合、あなたの会社ではどれくらいの価格でリフォームできますか、と他の会社に見積もりを取ります。出てくる見積もりは最初に見積もりを取った会社と同じ仕様ですから、はっきりと値段が比べられるわけです。そこで安い方を選べば、コストダウンに繋がります。
ただし、同じ商品を使っているのに、そんなに見積もりの値段って変わるの?と疑問がある方も多います。間違いなく変わります。なぜ業者によって見積もりが違うのかというと、まず、業者によって材料(トイレとかフローリングとかリフォームに使う材料)の仕入れ値が違います。そして、その仕入れたものに、どれくらいの利益を乗せてお客さんに提案するかも、店によって全然違います。
さらにリフォームを工事するのは職人さんですが、業者によって使う職人さんが違いますし、職人さんに支払うお金も違います。高い職人もいれば安い職人もいます。そのため、リフォームの見積もりは業者によって全然違うんです。ですから必ず相見積もりをした方がお得で、安くなる確率が上がります。
リフォーム費用を安くするコツ3 優先順位をつける
せっかくだから、キッチンとトイレとフローリングと壁紙をリフォームしたい、という様々な部位を一度にリフォームすることはよくあります。しかし、どれもこだわりすぎると予算がふくれあがります。ですから、どこに一番こだわるのか、優先順位を決めることが大事です。
そこまで料理はしないのでキッチンは安くていい、でもトイレ空間は快適にしたいから一番グレードの高いものを使う、といったようにメリハリをつけてください。何にこだわるかは家族一人ひとり意見が違いますので、よく話し合って決めることが大事です。どこにお金を使うべきかを考える際は、1日に使う時間が多い場所にコストをかけると、生活の質が高まりますのでオススメです。
リフォームコストを下げるコツ4 DIYを取り入れる
リフォームの費用が高くなる大きな要因が、工事代金です。リフォームの代金は、材料と工事代金から成り立っています。工事代金を下げることができれば、リフォームの費用は安くなります。しかし、工事代金を安くすることはとても難しいです。
リフォーム会社や工務店さんに、安い職人さんに頼んでもらえますか、というのは言うことは可能であっても、実際に安い職人でやります、という会社はほどんどありません。安い職人さんに頼んでクレームになったら元も子もありませんからね。
それなら自分で工事してしまえばどうでしょうか。つまりDIYということです。工事代金はゼロになります。これは驚愕の安さになります。DIYしやすい場所は、壁です。最近は自分でぬれる珪藻土や壁紙が数多く出回っています。誰でも簡単にできるように工夫されている商品がほとんどなので、DIY何て無理、という人もチャレンジしてみてください。
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