ピンポーン。突然のインターフォン。出てみると「外壁塗装のリフォームを行っている◯◯会社の◯◯と申します」。こんな感じで外壁塗装の訪問販売の営業を受けたことはありませんか。ちょっと怪しいですよね、怖いですよね、悪徳リフォーム事件なんてのもありますし。でも、まず営業にこられたことを「感謝」すべきだと私は思います。なぜでしょうか。解説していきますね。
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外壁塗装の訪問販売セールスが来たらあなたの家が汚い証拠である
早速結論を言ってしましましたが、外壁塗装の訪問販売の方が来られたら、あなたの家の外壁が汚れている、汚い、古びている、可能性が大です。なぜかというと、ペンキ屋さんは綺麗な家には基本的に外壁塗装リフォームの営業をかけないからです。
営業マンはきれいな家には営業しない
外壁塗装の会社で訪販をやったことがあるならお分かりですよね。営業マンは「このエリアぐるっと回って営業してきて」と毎日言われるのですが、外から見て綺麗な家は営業しなくていい、というのが基本方針としてあるためです。まずもって綺麗な家に外壁の塗装の提案をしても、受注はできない、契約はできないということが、もう経験上分かっているんですよ。だから無駄、非効率は営業は彼らはしません。
じゃあターゲットは何かと言うと、外から見て汚い、手入れされていない、ヒビが入っている、粉が吹いている、色あせている、といった「劣化」が見て取れる家が営業のターゲットな訳です。
なぜ感謝すべきなのか?
冒頭に「感謝すべき」といったのは、どういうことかというと、「あなたの家は周りから見て汚いし、リフォームなどの手入れが怠ってますよ」という気づきを与えてくれるためです。
外壁塗装って戸建てを建ててから10年ごとに塗り替えないといけないのですが、やっていない人が多いんですよ。汚いまま放置しちゃってるんですよ。しかも毎日の生活が忙しくて、そういう汚れに気づかなかったりする。
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外壁塗装は絶対にやらなければならないリフォーム
外壁塗装は絶対の必要なリフォームです。というのは外壁塗装の意味って、色を綺麗に保つということではないんです。雨の侵入を防ぐという大事な役割があるんです。雨水が外壁から内部に侵入すると、柱や梁という家の大事な大事な躯体(くたい)が劣化して、耐久性が下がる。つまりせっかく買った家が長持ちしなくなるという大事態に発展するわけです。だから、訪販の方には気づかせてくれたありがとうと感謝したほうがいいです(笑)。
訪問販売会社に必ずしも頼む必要はない
訪販がきたら、一度考えましょう。今築何年なのか、外壁はいつリフォームしたのか、実際に外壁を見て、色あせしているかどうか、ひび割れはないか、自分でもチェックしましょう。そして、訪問販売会社以外で2社ほど相見積もりを取り、どの会社がいいか比較して決めましょう。もちろん訪販の人の感じが良かったならその方でも問題はありません。
実際に外壁塗装のきっかけが、訪問販売を受けて、家の劣化が気になって、相見積もりしてリフォームしたという人は結構多いです。家というのは住み始めると、メンテナンスに気が回らなかったりしますので、訪問販売の方が意外とそれを気づかせてくれたりするんです。この記事を読んで外壁塗装全然やってないのにもう築20年経ってるみたいな方もいるかもしれませんが、ぜひ情報収集して早めの外壁塗装をおすすめします!
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