中古のマンションや戸建てを買おうかなと思っている方の中で、リフォーム済みの物件ってどうなんだろう?買って大丈夫なのかなと思っている人も多いかと思います。今日はリフォーム済み物件(リノベーション済み物件)のメリットデメリットを紹介していきます。
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「リフォーム済みの物件です」はおすすめ?
よく家のポストなんかにリフォーム済みのマンション2480万円みたいな広告が入ってたりしますよね。これってお得なのでしょうか?私はメリットもデメリットもあると思ってます。まずはメリットから語っていきますね。
メリット1 キッチンとかお風呂とか水まわりが割安に直してある
大抵そういう物件はキッチンとお風呂(ユニットバス)と洗面化粧台、トイレの4つがリフォームされているケースが多いです。なぜかというとこの部分が汚いと売れないんですよね。
そういう意味では何にもリフォームされていない中古物件よりは絶対おすすめです。中古マンションを買ってから自分でリフォーム業者を探すのは面倒です。しかも業者が事前にリフォームしてくれておいたほうが安上がりです。自分でリフォームを業者に頼んだ場合の方が利益を多く取られることが多いです。
メリット2 すぐ住める
リフォームされているのですぐ住めます。リフォームされていない中古のマンションは買ってからリフォームしないといけないので住むまで時間がかかります。その間ローンの支払いもはじまりますので、生活のスタートが遅れます。
次にデメリットを紹介していきます。
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デメリット1 追加でリフォームが必要になることも多い
リフォームされているので大抵はきれいなのですが、業者がリフォームしたのでやっぱり気に入らない場所、設備、色やデザインが出てきて追加でリフォームするという方が意外と多いです。
それと住み始めると冬はすごく寒いということが多いです。部屋を暖かくするために肝心な断熱リフォームをやっていなかったりするんですよね。追加で内窓をつけて暖かくしたというケースが多いです。
デメリット2 何にもしてない中古よりは高い
何にもリフォームされてない中古に比べれば高いです。ですから本当に予算がない方はリフォームされてない家を買ってお金がたまり次第リフォームしていくという方が合理的でいいです。それと思いっきり自分通りのリフォーム、リノベーションがしたい人もリフォーム済みを買うのはもったいないです。
リフォーム済み物件は割高?割安?利益は?
最後に、リフォーム済みのマンションや戸建ては割安か割高かという質問ですが、まず利益についてお話ししましょう。だいたいリフォーム、リノベーション済み物件の利益というのは10%程度といわれています。不動産業者はそういう買取再販業者(リフォーム済み物件の業者)との付き合いも多いので、だいたい相場観がわかります。
例えば2000万円の物件だったら業者の利益は200万円という感じです。どうでしょうか?ぼったくられてる感じですか?意外と少ない感じですか?人それぞれかと思いますが、そういう相場なんだとわかってもらえれば買う際に判断基準の一つになるかと思います。
業者が値引きしてくれる時はこの利益を削っていきます。ですので販売し始めたけど売れない、という時はだんだんとこの利益を削って値引きを始めます。中には売れなすぎて赤字でも売ろうというケースもありますのでそういう物件は金銭面でいえばお得といえそうです。
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