新築を建てられるかたで、一条工務店にしようかな、と思われている方も多いかと思います。一条工務店の口コミ・評判・坪単価を徹底的に調べてみてみましたので紹介します。
一条工務店は大手ハウスメーカーなのか?
まずよくある疑問として、一条工務店は大手ハウスメーカーとは言えるのか、というものがありますね。これについては微妙なところですね。
一般的に大手というのは積水ハウス、大和ハウス工業、積水化学工業(セキスイハイム)、住友林業、ミサワホーム、パナホーム、旭化成のことを指します。これらは企業規模が非常に大きいためです。
一条工務店は準ハウスメーカー
一条工務店は企業規模的には準大手ハウスメーカーという感じですのでご注意ください。タマホームやヤマダエスバイエルホームと同じですね。
一条工務店の売上規模は?
一条工務店は上場していないので、実際会社の中身がよくわかりません。ハウスメーカーはみな上場しているので決算を公開していますが、一条工務店はそういう業績をオープンにしていません。
会社概要には売上が2347億円とありますが、2011年度のものですね。なんでこんなに古い情報を載せているのでしょうか。ちょっとあり得ないですね。口コミや評判が載っているサイトを見ても業績はよくわからないので、注意が必要ですね。つまり経営が上向いているのか、右肩下がりなのかということです。
とここまで書いていてなんですが、調べてみたら2013年度の売上がありました。3250億円ですね。
ちなみに販売棟数は11519棟。これもかなりの数ですね。
ブランドは「セゾン」「i-cube」「i-smart」など
8種類ほどブランドを持っていますが、人気なのはi-cube、i-smartあたりでしょうか。
一条工務店の戸建て住宅の坪単価は
売上を棟数で割ると、おおよその一件の戸建ての単価がわかります。結果は2821万円ですね。
2821万円を日本の戸建て住宅の平均坪数である40坪で割ると、平均的な単価が出てきます。結果は70万円。一条工務店の坪数の平均は70万円?
実際の坪単価は60〜70万円?
ただし、注意して欲しいのは、売上に戸建て住宅以外の売上が入ってしまっている可能性が高いので、おそらく実際は60〜70万の間じゃないでしょうか。
売上に不動産仲介やリフォームなどその他の事業が入っているかと思います。
住宅展示場数1位はコスト高?
データを見ていたら住宅展示場の数が430(2013年度)あって、当時全国1位らしいです。これは買う人にとっては痛いですね。このコストが、注文住宅を建てる際の見積書にのっかっています。お客さんみんなで展示場の運営費を出していると考えればわかりやすいです。
こういい宣伝費のコストが坪単価にのっかってくるので、それが嫌な人はハウスメーカー系を選ばないほうがいいでしょうね。
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口コミ・評判は?なぜ一条工務店は年1万棟以上売れているのか
よく口コミ・評判サイトで話題になっていることは、なぜ一条工務店はそんなに売れているのかということです。
実際、価格も安いわけではありませんしね。
外観や内装・設備もそこまでデザインが他社と違ってかっこいいという感じでもないですよね。
人気の理由のひとつが、高気密高断熱住宅ということです。他のハウスメーカーに比べて特徴はこれです。
高気密高断熱住宅は、絶対にオススメです。光熱費削減と健康である期間は伸び医療費が減ります。
一条で家を買う人は性能を重視しているんだと思います。
全館床暖房もあるんですね。これはヒートショックなど、部屋の温度差で血圧が急上昇してなくなる事故を防げるので重要です。
一条工務店のメンテナンス・リフォームは?
一条工務店で謎なのはリフォームについての情報がほとんどないことですね。他のハウスメーカーはリフォーム、リノベーションに積極的に取り組んでいることがサイトやニュースになっているんですが、一条工務店はそういう感じでないようです。
おそらく定期点検と定期メンテナンス、定期リフォームはやっていると思いますが、あまりそこに力を入れていないようですね。
ハウスメーカーは他の会社でリフォームすると保証が切れるというケースがあるので、それは建てる前に絶対に確認しておいてください。30年住むとリフォーム、メンテで1000万円近いコストがかかることもありますので、できる限りリフォームは安いところで頼めるほうがあとあと得します。
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