Q 人生100年時代と言われますが、賃貸住まいがいいのでしょうか、持ち家がいいのでしょうか
A 100年過ごすには、持ち家で、しかも中古住宅を買ってリノベしかないです。
どうもこんにちは、前回の記事では賃貸か持ち家かの話をしました。まだお読みでない方はぜひ読んでくださいね。賃貸、持ち家論争で、いまだかつて誰も書いたことがない超絶具体的な主張を展開しました。カチタスの家を買えと(※PRではありません笑)
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賃貸に住み続けることのデメリット、恐ろしさ、馬鹿さ、について語っていきたいと思います。
最近ニュースを騒がせている問題に、人生100年の話がありますね。老後に2000万円必要だという話ですね。
ふと思ったのですが、家を買わない人は、人生100年賃貸に住み続けるわけですよね。そう考えると一体いくらかかるのだろうかと思ったわけです。
例えば、22歳、大学を卒業して賃貸住宅を借りる。家賃7万円としましょう。今回はイメージなので、非常にざっくりな計算ですが、22歳から100歳までの78年間、7万円の賃貸に住み続けたとします。更新料とかそういうものは今回なしで考えます。イメージですので。そうなるといったいくらになるのか。
6552万円ですね。
これはものすごい金額だと思いませんか。払えます?
家賃7万円程度の家、といっちゃ失礼ですが、狭く、低品質の家にも関わらず、6552万円かかる。はっきり言って馬鹿ですよね。無駄ですよね。損してますよね。
賃貸は家賃がかかり続ける恐ろしい家なんですよ。これに早く気がつかないといけないんですが、誰もそれに気がつかないんです。なぜか分かりませんが。
おそらく、新築は買えないから賃貸で我慢我慢という感じだと思うんですね。
ちょっと賢い人は中古住宅もあるか。と思うんですが、なんか汚そうだし、で考えることを止めてしまうんですね。
では、人生100年時代、家にかかるお金をどうすべきか?ということなんですが、結論は、まずどうにか持ち家を手に入れなければならないということ。そして、その持ち家のコストをできる限り抑えることなんです。
ではどうすれば良いか。その答えが、前回紹介した記事にもありますが、中古住宅で、それなりの品質のリフォームがされている家を買うと言うことなんです。
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この記事では1400万円のリフォーム済み戸建てを、年間5000人が買っているという風に書きました。彼らは賢い人たちです。だって、賃貸に住み続けてたら6000万円以上かかってしまうものを、1400万円に抑えたわけですからね。
あるいは、自分で中古住宅を買ってきて、好きなようにリフォームしてもかまいません。それでも、新築に比べれば圧倒的に安いですよ。
確かに、持ち家は劣化した場合、自分でリフォームしなければなりませんが、かかったとしても50年間で1000万円くらいです。だからトータルで見ても、賃貸よりは安いです。
いうまでもなく、賃貸の平均床面積と、戸建てやマンションの持ち家の平均床面積は、圧倒的に戸建て・マンションの持ち家が広い。戸建て持ち家、賃貸に住むよりも圧倒的にクオリティオブライフ(生活の質)が違います。
では、今すぐやるべきことは何でしょうか。
まず、SUUMOでもHOME'Sでもかまいません。そこの検索窓に。自分が今住んでいる地域名を入力して検索しましょう。そこに出てくる、売りに出されている中古物件をいろいろ見ましょう。気に入った物件があれば、見に行ってみましょう。見るだけならただです。
ただ、焦らないでください。毎週毎週物件を見るんです。新たな物件が追加されていたり、見ていた物件が無くなったり(売れたり)します。中古物件が売買されている感じをよく見るんです。そうなると、相場が分かってきたり、家についてだんだんと詳しくなってくる。
しばらくすると、良い物件悪い物件がわかるようになってくる。そこに内見、実際に家を見てみる、を加えていくと、さらによく家が分かってくる。こういうことを半年から1年くらいやっていると、これは良い立地だ、値段もまずまず、広さもいい、これは買わないと!みたいな物件が出てきます。まずはそういう訓練をしてください。賃貸に住み続けるのってどうなのかな、金のむだじゃないかなという感覚に襲われると思いますよ。