リフォーム・リノベーション・新築・不動産の教科書

リフォーム、リノベーション、新築、不動産など住宅業界ならではの「謎」を解説します。不動産兼建築のプロだからわかる「裏側」と「本音」を一般の方になるべく丁寧にわかりやすく説明することで、住宅取得に失敗する方を一人でも救いたいと思っています

素人でもできる!中古マンションを買う際に管理状態が良いか見極める4つのポイント

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中古マンションを買おうかなと思っている方で、どんなマンションを買っていいのかわからないという方は多いと思います。プロは「管理」を買え、ということが多いのですが、一体管理がいいマンションとはなんでしょうか。素人の方でも見極めができる、管理がいいマンションかどうか見極めるポイントを解説します。


マンションの外観がきちんと塗り替えられていて美しいかどうか


マンションというのはたいていが12年目くらいに大規模修繕というリフォームをします。主に外壁の塗り替えが多いです。ですから、築12年経つのに、外壁が汚いマンションは、管理状態が良くない、と言えます。

おそらくリフォームをするための修繕積立金がなかったり、リフォームの計画がきちんと立てられていないいい加減なマンションなのかもしれません。不動産会社の方と一緒に内見する場合は、「このマンションは大規模修繕はされているようですか?」と聞いてみましょう。

マンションのごみ捨て場が整理整頓されているか


どのマンションにも住民がゴミを捨てるごみ捨て場がありますよね。そのゴミ捨て場がきちんと整理整頓されているかも見てみることをおすすめします。

管理がしっかりしているマンションではルールがきちんとあります。ゴミも散乱することなく捨てられている状態になっているか、を確認してみるとそのマンションの管理の質が分かります。

ゴミが散らかし放題でいい加減に捨ててある場合は、ルールがきちんとしていない、こともあれば、住民がいい加減な人ばかり、ということもありますので、あまりおすすめできません。

マンションの掲示板がきれいか


マンションには住民へのお知らせのために掲示板があることが多いですね。ここにお知らせのチラシなどが貼ってありますが、古いチラシがボロボロのまま貼ってあったりしたら要注意です。管理がいい加減ということです。

美観を損ねないように管理するのが基本ですから、掲示板一つでもその管理の心構えが見て取れます。

住民同士が良いコミュニティを作れているか


管理が良いと気持ち良く暮らすことができます。住民同士がエントランスや廊下や共有部などで和やかに会話しているようなマンションは安心です。中古マンションの見学中にそのような住民たちにも気を配ってみるのも良いでしょう。