桧家住宅という会社で家を買おうかなと思っているかたも多いかと思います。桧家住宅は注文住宅の会社としてはかなりの大手企業。最近は斎藤工さんのコマーシャルでも話題ですよね。今回は決算説明資料とネット上の記事や評判・口コミを元にどんな会社なのか分析してみました。新築の家を探しているかたはぜひ参考にしてみてください。
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桧家住宅は「桧家ホールディングス」の一員である
まず桧家住宅という会社は、桧家ホールディングスという会社の子会社になります。桧家ホールディングスには、そのほかにも数多くの会社があります。実はあまり知られていないのですが、比較的ローコストの新築住宅を販売する、パパままハウスという会社も同じグループです。そしてコンクリート住宅を作るレスコハウスも同じグループになります。
棟数は年間３０００棟を超える超大手企業！
最新の決算書をみて驚いたのですが、年間で３０００棟以上建てています。これはハウスメーカーには及ばないもののそれに匹敵するレベルですね。ちなみに売上高は９３１億円というとんでもない額です。そこらの工務店とは全然全く規模が違います。普通の工務店なんて年商１億円くらいですから。圧倒的な信頼できる規模の住宅会社です。
桧家住宅の注文住宅の価格と坪単価は？
桧家住宅というブランドの家に限っては年間の棟数が１８５７棟。ちなみに前年に比べて横ばいです。つまり伸びてません。でもすごい数ですけどね。気になる価格ですが、１棟２１２２万円が平均金額のようです。仮に４０坪で割ると、坪単価は約５０万円。
積水ハウス、住友林業、ダイワハウスなどの大手ハウスメーカーは７０万円以上が当たり前ですので、それに比べれば手の届きやすい価格ですね。ただ、ローコスト住宅とは言えません。ある意味では中途半場ですが、売れ行きが相当いいのは物（家）が価格に対してお買い得感がある品質なのだと思います。
パパまるハウスの注文住宅の価格と坪単価は？
パパまるハウスは６４５棟のようです。これでもかなり売れていますね。昨年に比べて２割以上伸びていますので、絶好調のようです。ちなみに平均価格は１５１７万円。４０坪の家と仮定した場合、坪単価は３８万円。これはかなりお買い得感がありますね。つまり桧家ホールディングスはまあまあ高い価格と、まあまあ安い価格の住宅を二つ持っている会社ということが言えます。
分譲住宅も販売しています
ちなみに、桧家不動産という会社があり、そこでは分譲住宅を売っているようですね。１４０棟くらい。桧家住宅とパパまるハウスもそれぞれ３０棟、１６８棟売ったようです。注文ではない分譲の形式で桧家ホールディングスの家を買うことができます。
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斎藤工のコマーシャル「Z空調」は？
夏涼しく、冬暖かい空調システムの「Z空調」ですが、２０２０年までに１万棟に入れていくと決算説明資料に書いてあります。桧家ホールディングスのグループに実は断熱材の会社日本アクアという会社があります。おそらくこの断熱を桧家住宅でも使っていると思うので、断熱がしっかりした上で、室内の空調をうまく使って、家自体を快適にするという仕組みだと思います。これは絶対にオススメです。家を買った人でよく私のところに相談しに来るのは、家が寒いということです。これは素人であれば、買う前に意識できる人はほとんどいません。だから冬暖かく、夏涼しい家が欲しいなら絶対に導入したほうがいいです。
口コミ・評判は？
比較的価格の満足度が高いようですね。というのはハウスメーカーのように高すぎないが、家の造りはしっかりしていて値段分の元が取れている、といったような意見がみられます。それと企業規模が大きいので安心、上場企業なので信頼感があるという、企業規模に安心感があるという声もあります。確かに普通の工務店に頼むよりはアフターなど後々のフォローが期待できると思います。
リフォームも頼むことができる
グループ会社をみてみると、リフォームを専門にやっている会社があるようですね。企業メッセージに「ワンストップソリューションカンパニー」とあるので、新築だけでなく、リフォームや、断熱、不動産、老人ホーム、サービス付き高齢者住宅など様々な分野に取り組んでいることがこの会社の特徴のようですね。ハウスメーカーほどの予算はないけど、大手の安心感ある会社に相談してみたいという方にはおすすめの一社だと思います。相見積もりの１社に加えてみてもいいと思います。
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