リフォーム・リノベーション・新築・不動産の教科書

リフォーム、リノベーション、新築、不動産など住宅業界ならではの「謎」を解説します。不動産兼建築のプロだからわかる「裏側」と「本音」を一般の方になるべく丁寧にわかりやすく説明することで、住宅取得に失敗する方を一人でも救いたいと思っています

リフォーム費用(代金)はいつどれだけ支払うのが普通なのか教えます

f:id:nazokaizin:20161031210540p:image
リフォームする方で、リフォーム費用は業者にいつどれくらい支払うべきなのか不安に思う方も多いかと思います。今回はリフォームした場合の費用の支払いのタイミングについて紹介していきます。

 

 

リフォーム費用の支払い方法は業者次第

 
リフォーム費用の支払いのタイミングはこれ!という正解やルールがありません。そのため、いつ支払うのが正しいのか不安に思う方もいます。支払い方は業者によって様々だとまず認識してください。
 

一般的なリフォーム費用の支払いのタイミングは?

 
例えば100万円くらいのキッチンのリフォームの場合、2回に分けて支払いが行われるケースが一般的です。
 
例えば工事が始まる着工時にリフォーム工事金額の40%、工事が終わる完工時に60%、のような感じですね。この%も業者によって様々で、50%、50%といった業者もあります。
 

スポンサーリンク
 

50万円以下のリフォームは完工後一括の場合も

 
リフォームの規模が小さい場合、完工後に工事代の全てを入金するようなケースも一般的です。業者もなんども入金を請求するのは面倒ですし、支払う側も面倒ですよね。
 

500万円を超える場合は3回に分けるケースも

 
大きなリフォーム、リノベーションの場合は、3回に分けるのが一般的です。着工時、工事の途中、完工後の3回ですね。30%、30%、40%といった感じですね。
 

なぜリフォーム代金の支払いを分けるのか?

 
気になるのはなぜ分けるの?ということですよね。完工後に一括で支払えばいいじゃないですかね。でもできるだけ分けるのは、業者側がお客さんからお金を取りっぱぐれないための対策なんです。
 
例えばリフォーム・リノベーションが終わって、お客さんが「なんか気にくわない」と機嫌を損ねると、「お金なんか払わないわよ!」となるケースが結構あるんです。リフォーム業界はクレーム産業といわれるくらいですから。
 
そういう自体にならないように、完工前にある程度お金を振り込んでもらうわけです。
 

契約時や着工時の支払いが高い企業に注意

 
中には、契約時に70%払ってください、みたいな会社もあります。まだ何も工事が始まっていないのにですよ。
 
なぜ高い割合なのかというと、いくつか理由が考えられます。例えば、経営が厳しく資金繰りが悪化している。簡単に言えば、会社にお金がない。だから早く入金してよ、ということです。普通は契約時や着工時にあまり金額を高くしないので、そういう会社には注意しましょうね。

スポンサーリンク