Q 私のブログでも特に人気な記事はなんでしょうか?
A オープンハウスの記事です。
ということで、「東京に家を持とう」で有名なオープンハウスの解説記事をお届けしていきたいと思います。今日は、知られていないアメリカでの事業について解説していきますね。
オープンハウスって何?
オープンハウスは私が今一番注目している会社ですね。なぜなら、東京という土地がない狭い狭い地域の中で、マンションではなく、あえて戸建て住宅を売るという、とんでもないビジネスモデルで急成長している会社です。
すごい面白い会社です。ぜひ私の記事を読んでみてください。オープンハウスで家を買おうという人もそうでない人もぜひ。
renovation-reform.hatenablog.com
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今日はアメリカでの事業の話
東京で家を持とうと行っている会社が、実は今力を入れているのが、アメリカで不動産とを買おう、なんですね。
まず売り上げを見てください。めちゃくちゃ伸びてます。
ものすごくわかりやすく解説するつと、2019年、つまり今年の9月の決算では、前の期よりも68%増の260億円になりそうですよ、という話です。
実は2017年に始めたビジネスなんですが、わずか2年ほどでこれだけ伸びる。さすがオープンハウスですね。
オープンハウスはアメリカで誰に何を売っているのか?
気になるのは、誰に何を売っているかだと思うんですが、答えを言うと、日本人にアメリカの賃貸用戸建てを売っているんですね。もしかしたら日本人以外もいるかもしれませんが、私が調べたところでは、購入者(オーナー)の窓口は日本にあるので、主に日本人だとは思います。
アメリカで賃貸物件に投資しましょう
ものすごくわかりやすく言うと、アメリカに家を買って、それを賃貸として出して、誰かに借りてもらい、毎月賃料を得ませんか、という話です。
実際にはこういう家です。決算説明会資料より引用。
オープンハウスはアメリカで家を建てるわけではない
オープンハウスは東京でバリバリ家を建てる、建築会社であります。ですが、アメリカでは現地で既に建っている中古物件をオープンハウスが買って、それを投資家に売るというスタイルですね。
この一度購入するというのが、オープンハウスらしいですね。買うには金がいりますから、普通は「仲介」ですよ。
なぜ買うのか?
おそらく買った物件はリフォーム、リノベーションで価値を高めて売る。ですが、アメリカの家は皆さん手入れ好きなので中古といえどもきれいな物件が多いです。日本はみんな壊れるまで手入れしないので、中古の家はボロボロです。
ターゲットエリアはテキサス州ダラスなど3カ所
オープンハウスが積極的に仕入れているエリアは3つあります。テキサス州ダラス、ジョージア州アトランタ、オハイオ州コロンバスです。
もちろんアメリカでも戸建てです
土地付き一戸建てシングルファミリー向けで、価格は3000万円。現地の人が無理なく買える価格の物件をターゲットにしているそうです。これは東京で展開しているモデルと一緒ですね。つまり、東京という超高級エリアでなんとか手に届く割安な家を提供するというモデルです。
今期は700棟が計画!
700棟ですか。すごすぎですね。
なぜ売れるのか?
しかしなぜこれだけ売れるのか。私の推測では、アメリカは人口流入が続く国。賃貸に住みたいという需要は今後も増える。日本は人口減少、今後賃貸の空室が増える。そう考えた場合、アメリカに賃貸物件を持つというのは魅力的な投資商品、金融商品ではないでしょうか。
もしアメリカで不動産投資をしたい方がいらっしゃったら、日本の相談窓口はもちろん「東京」の銀座、GINZA SIXにありますので、ぜひそちらへ。なお、これは投資商品の勧誘ではありませんのであしからず(笑)。